珈琲と健康について
カフェイン 珈琲の成分で一番有名なのはカフェインですが、最近では各方面で研究の結果、カフェインと健康の関係が明らかになってきました。
ここでは、10世紀頃には薬としてもてはやされたと言うコーヒー(主にカフェイン)が、健康に及ぼす色々な効果について触れてみたいと思います。
@ 一番有名な効能は、眠気覚まし。 カフェインには覚醒作用があります。
A 次に有名なのは、胃酸の出を促進し、利尿作用を促す。これは、胃酸過多の方には健康に良いとは言えませんが・・。体内代謝を活発にしてくれるので、筋肉疲労にも役立ちます。
B強心作用: 血液の循環を良くし、心臓の働きを活発にします。朝に弱い低血圧の人を活動的に、高血圧の人には血圧を下げる働きをします。
C アルコール性肝臓障害値の低下:珈琲を沢山飲む人ほどその値(γ-GTP)は低くなります。「酒豪に朗報」と新聞にも大きく取り上げられました。
D 善玉コレステロールの増加: 動脈硬化の予防になります。特に女性に効果があります。
E ストレスを緩和。運動量を増加させる働き。カフェインによって、ストレスが激減し、身体を活性化させます。疲労感を取り去り、集中力UP。
F めまいや立ちくらみの予防に。立ちくらみ誘発実験の結果、何と8割の人に効果が表れたそうです。二日酔いの頭痛にも、効果大。
G 脳神経細胞を活性化させ、痴呆を改善。痴呆に画期的な作用をするトリゴネリンと言う成分が珈琲に多く含まれている事が解ってきました。
H カフェインは脂肪の燃焼を促進し、エネルギー代謝を活性化する。珈琲1杯でジョギング2分間分。特に運動の前に飲むとダイエット効果が増すそうです。
H 胆石を予防。珈琲愛飲家に胆石症の人が非常に少ないそうです。 1日2、3杯で危険度40%減。
I 珈琲とアルコールの併用で脳卒中を予防。ラット実験によると、80%が神経障害に効果。
J パーキンソン病予防。1日5杯前後でパーキンソン病になる確立が5分の1に減少。
K 肝臓ガン。1日1杯で、飲まない人に比べ肝臓ガン死のリスクが半減。
L 妊婦が1日4杯以上飲むことで、全く飲まない人より、死産の確率が減少。しかし、10杯以上だと、逆効果であることも・・(珈琲好きには愛煙家も多く、珈琲が直接の原因だとは言いきれないようです。)
M コーヒーを飲んでから、30分程の昼寝をすると、目覚めが良く仕事の能率も上がる。
N 一日3杯以上で直腸がんになる危険度が半減。珈琲の成分であるクロロゲン酸が各種がんを抑制する事がわかってきました。
O 胃潰瘍・胃がん・食中毒に有効。ピロリ菌や大腸菌を激減。わずかな量の珈琲で胃潰瘍の原因と言われるピロリ菌が死滅。1日3杯以上で胃がんの危険度が半減。
P 計算能力のアップ。1杯で1時間半から2時間効果が持続する。受験の前には珈琲を。
Q 老化の原因となる活性酸素の発生を防ぎ、老化を予防します。